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従来型、雑草の発生、流水量の低下
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Gブロックドレイン、ゴミなどはフィルター上面に残り、
内部はクリーンな状況
耐久性
二相ステンレス鋼の自己修復機能
鉄にクロムを添加すると、クロムが酸素と結合して鋼の表面に薄い保護皮膜(不動態皮膜)を生成します。
この不動態皮膜が錆の進行を防ぎます。
又、この不動皮膜は100万分の3mm程度のごく薄いものですが、大変強靭で一度でも壊れても周囲に酸素があれば自動的に再生する機能をもっています。

エコ素材としてのステンレス
100%リサイクル可能!
ステンレスはさびにくい金属である為、100%リサイクルが可能な金属です。又、何度でもリサイクルできるため、地球資源を減らしません。
※ステンレス協会 webサイトより抜粋
環七練馬区内
赤錆発生東名沼津インターチェンジ付近
メッキ+ナイロンコーティングの剥離状況鹿児島港中央橋梁設置状況
海沿いの橋梁で桜島の火山灰と海の塩分による腐蝕対策の
為、採用されました。
SS400+溶融亜鉛メッキと二相ステンレス (SUS821L1)の塩水噴霧経過状況
鋼製排水溝防錆仕様 塩水噴霧試験(SST)経過写真

塩水噴霧試験(SST)経過写真

耐酸性試験 (5%希硫酸:25℃) 経過写真

耐アルカリ試験 (5%苛性ソーダ:25℃) 経過写真

各種試験結果からの腐食速度一覧

◆まとめ
従来のめっき仕様(SS400+溶融亜鉛めっきHDZ55)は各種試験にて著しい腐食が認められます。
それに対してステンレス(SUS821L1)は腐食の兆候が全く見ら れず、精密測定機での重量も全く変化はありませんでした。
塩水噴霧試験は現実の環境の違いを考慮しない場合は一般的に500時間=20年と言われており、めっき仕様が20年程度の経過で外観保持の難かしさが伺えます。
対してステンレス製は2500時間経過後でも変化がございません。
従いまして上記の一般論に当てはめて換算しますと100年に相当致します。
※.実際に使用する場所の環境により腐食の度合いは異なりますので、耐用年数として保証するものではございません。
強度・重量比較
平成27年9月にJIS規格化された高強度のリーン二相系ステンレスを使用する事により減肉化が可能であり、重量を軽減できる為、現地での施工性が向上します。

経済比較・グラフ
